今年も残り3か月となりました。これから飲食店にとっては年末の繁忙期を迎えます。そして同時に、経営者の皆さんにとっては、

「来年、売上をどう伸ばしていくのか?」
「利益をどう残していくのか?」
「人をどう育てていくのか?」
「次の出店をどうするのか?」

など、来年に向けた経営を考え始める時期でもあると思います。

しかし、来年の計画を考える前に、一度確認していただきたいことがあります。それは、「今、自店がどんな状態にあるのか、本当に正しく把握できていますか?」ということです。

来年「何をするのか」を考えるためには、まず、今の店の現在地を正しく知ることが必要です。

  

 

毎日見ている店だからこそ、見えなくなっていることがある!

飲食店経営者が毎日見ている店舗だからこそ気づきにくい経営課題を紹介する手書き風画像。売上が伸びない、利益が残らない原因は、集客や原価・人件費だけとは限らず、コンセプトと顧客のズレ、商品構成や価格設定、シフトの組み方、オペレーションなどに問題がある場合もある。経営者が認識している問題と本当に改善すべき原因が異なる可能性を示し、来年の計画を立てる前に、第三者の視点から自店を客観的に見直す「店舗診断」の必要性を伝えている。

 
経営者は日々、売上や利益を確認し、店舗にも足を運んでいます。だから当然、「自分の店のことは分かっている」と思います。ところが実際には、毎日見ている店だからこそ、それが当たり前になり、見えなくなっている問題があります。

例えば、売上が伸びないから「もっと集客しなければ」と考える。利益が残らないから「原価を下げなければ」「人件費を抑えなければ」と考える。もちろん、それが原因の場合もあります。

しかし、実際に店舗を詳しく見ていくと、原因がまったく別のところにあるケースも少なくありません。

・コンセプトと実際のお客様がズレている、
・商品構成や価格設定に問題がある、
・シフトの組み方に無駄がある、
・オペレーションが悪く必要以上に人手がかかっている

など、経営者が「ここが問題だ」と考えていることと、本当に改善すべき原因が同じとは限らないのです。

だからこそ、来年の計画を立てる前に、一度、自店を第三者の視点から客観的に見直してみる。そのために行っているのが、当社の「店舗診断コンサルティング」です。

 

 

単なるQSCチェックではありません!

「店舗診断」と聞くと、接客はできているか、清掃は行き届いているか、料理はきちんと提供されているか、といったQSCをチェックし、「できている・できていない」を評価するものを想像されるかもしれません。

もちろん、こうした営業状態も確認します。しかし、私が行う店舗診断は、単なるQSCチェックではありません。

30年間、飲食店の現場に関わってきた経験をもとに、店舗で表面上起きている問題だけを見るのではなく、「なぜ、この店は今この状態になっているのか?」というところまで掘り下げていきます。

そのため、店舗の営業状態だけでなく、コンセプト、利益構造、商品構成、人員配置、シフト、オペレーションなど、店舗経営を構成するさまざまな要素を多面的に確認します。

そして、それぞれをバラバラに見るのではなく、「コンセプトと商品は合っているのか」「売上と利益構造はどうなっているのか」「その数値の背景で、現場では何が起きているのか」というように、数字と実際の営業状態をつなげながら、課題の原因を探していきます。

現在、この店舗診断は、目的に合わせて2つの診断をご用意しています。

  

① 「売上・利益アップのための店舗診断」

飲食店の売上・利益アップを目的とした店舗診断の内容を紹介する手書き風画像。店舗診断では、①ターゲット・立地・客単価・利用動機などの「コンセプトの検証」、②売上・商品構成・人件費・シフト・オペレーションなどの「利益構造の検証」、③商品力・オペレーション・接客力などの「営業状況のチェック」という3つの視点から店舗を分析。単なるQSCチェックではなく、売上や利益を妨げている本質的な課題を明確にし、改善策を提案する。診断後1週間以内に診断内容をまとめたレポートを提出。

  
一つ目が、現在の店舗の売上・利益をさらに改善していくための診断です。

まず確認するのが、「コンセプト」です。
ターゲット、利用動機、客単価、価格帯、商品構成、立地などを確認し、現在の店のコンセプトと実際の営業状態にズレがないかを見ていきます。

なぜなら、売上が伸びないからといって、単純に販促や集客を強化すればいいとは限らないからです。そもそも今の店が、お客様から選ばれる状態になっているのか。ここから確認する必要があります。

さらに、過去6か月の売上や商品売上構成などから、利益構造についても分析します。
例えば人件費率が高かったとしても、数字だけを見て「人を減らしましょう」とは考えません。シフトの組み方、役割分担、実際のオペレーションまで確認し、「なぜ人件費が高くなっているのか?」その原因を探していきます。

そして実際の営業では、基本接客、オペレーション、商品力なども確認します。つまり、「コンセプト」「数値」「実際の営業状態」の3つをつなげて見ることで、売上や利益を妨げている本当の課題はどこにあるのかを明確にしていく診断です。

 

 

② 「多店舗展開推進のための店舗診断」

飲食店の多店舗展開を推進するための店舗診断内容を紹介する手書き風画像。①メニュー・立地・ターゲット・利用動機・顧客体験など「コンセプトの検証」、②商品力・オペレーション・接客力など「営業状態のチェック」、③スタッフへの簡易エンゲージメント調査を実施。9つの視点から働く意識を可視化し、現在の店舗の課題だけでなく、多店舗展開に向けて伸ばすべき強みや今後取り組むべき課題を明確にする店舗診断。


もう一つが、これから2店舗目、3店舗目と、多店舗展開を考えている会社のための診断です。

多店舗展開を進めるうえで重要なのは、「今の店を、そのまま増やして本当に大丈夫なのか?」という視点です。

1店舗目が繁盛しているからといって、そのままコピーすれば2店舗目、3店舗目もうまくいくとは限りません。今の店の何がお客様から支持されているのか、何が自社の強みなのか、反対に今後店舗を増やしたときに何が問題になりそうなのか。こうしたことを、出店前にできるだけ明確にしておく必要があります。

そのため、コンセプトと実際の店舗との整合性や営業状態を確認するとともに、今後さらに伸ばしていくべき「店舗の強み」についても分析します。

さらに、多店舗展開では「店」だけではなく、そこで働く「人」の状態も重要になります。そこで、スタッフに対する簡易エンゲージメント調査も実施し、職務、自己成長、健康、支援、人間関係、承認、組織風土、環境などの視点から、スタッフが今の会社や仕事をどのように捉えているのかについても確認します。

店舗を増やすということは、単に同じ店をもう一つつくることではありません。人を育て、組織をつくり、今の店の強みを次の店舗でも再現できる状態をつくっていくことが必要です。だからこそ、多店舗展開推進のための店舗診断では、店舗だけではなく「人」の状態まで確認しています。

 

 

店舗診断の目的は「悪いところを探すこと」ではありません!

飲食店の店舗診断の目的と価値を紹介する手書き風画像。店舗診断は悪いところを探すのではなく、今の店の「現在地」を正しく把握することが目的。自店の強み、売上・利益を妨げている原因、改善すべき課題、今後伸ばすべき点を整理し、次に何をすべきかを明確にする。診断後はレポートを作成し、Zoomで結果と今後の取り組みを説明。診断料は1店舗8万円(税込・お試し価格)+実費。診断結果を来年の経営判断につなげる店舗診断の特徴を紹介している。

   
私が店舗診断で最も大切にしているのは、「あれができていない」「ここが悪い」と、店の悪いところを指摘することではありません。

大切なのは、今の店の「現在地」を正しく把握することです。

何が自店の強みなのか。何が売上・利益を妨げているのか。どこを改善すべきなのか。そして、これから何を伸ばしていくべきなのか。それらを整理することで、初めて「次に何をすべきか」が見えてきます。

診断後は、結果をレポートとしてまとめ、診断後1週間以内に提出します。さらに、Zoomで診断結果をご説明しながら、今後取り組むべきことについてもお伝えします。

店舗診断は現在、1店舗8万円(税込・お試し価格)+実費(交通費・食事代)で実施しています。

自店の強みと課題を整理し、これから何を改善し、何を伸ばしていくのかを明確にする。そして、その結果を来年の経営判断につなげていく。そこに、この店舗診断の価値があると考えています。

 

  

 

来年の計画を立てる前に、まず「現在地」を知る!

今年も残り3か月です。これから年末の繁忙期に入り、気がつけば新しい年を迎えている――という経営者の方も多いと思います。

だからこそ、年末を迎える前に一度立ち止まり、「今の店は、本当にこのままでいいのか?」を客観的に確認してみてはいかがでしょうか。

来年になってから課題を探すのではなく、今年のうちに自店の現在地を知り、来年「何を改善するのか」「何を伸ばすのか」を明確にしておく。

年末、そして来年に向けて、今のお店の状態を一度診断してみませんか?
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