
「伝えるのが苦手……」
これは、私が研修を行っている際によく参加者から聞く言葉です。
飲食店は多くのアルバイトスタッフを活用するため、仕事を教える機会が必然的に多くなります。「伝える」場面が多いために、苦手意識を持つ方も多いようです。
「苦手」と感じる理由は、伝えたつもりが相手に伝わっていないからですが、そうした人たちを見ていると、ある共通点に気づきます。それは、「なんとなく」伝えているということです。
そもそも「伝わる」とは、こちらの意思ややってほしいことを提示し、それが相手に正確に届き、こちらの意図した通りに確実に実行してくれたときに、初めて「伝わった」と言えるわけです。
苦手な人の教え方を見ていると、ただ作業の手順をそのまま口にしているだけで、傍で聞いていると「結局、何を言いたいのか分からない」と感じることがほとんどです。
話が「伝わる」ための方程式がある!
なぜそうなってしまうのか。
それは、「なんとなく」その仕事について話そうとしているからです。
相手に仕事を教えるときには、最低限以下の3つを伝えることが求められます。
1:目的:その仕事を何のためにやるのか
2:ゴール:どの状態まで仕上げるのか
3:期限(時間):どれくらいの時間でやるのが理想か
この3つをまず明確に伝えること。その上で、作業を上手く進めるコツなどを補足していくことで、スタッフの仕事の習得スピードは格段に向上します。
つまり、「伝える」ときには、
「1.目的」「2.ゴール」「3.期限」
この3つをセットにするという「方程式」に従って話せば、「なんとなく」伝えるよりも数倍、相手に伝わるようになるのです。
成果を出すための「方程式」を知ろう!
仕事は、“なんとなく”取り組んでも成果は出ません。
どんな仕事にも「成果を出すための方程式」が存在します。その方程式に従って動く方が効率的であり、成果が出る確率も圧倒的に高くなるのです。
例えば、原価率を下げる必要が出たときも、「なんとなく」ロスを減らそうとしたり、無闇に発注を抑えたりしても意味がありません。
1,原価が上昇した原因をできるだけ抽出する
2,その中から、問題点を絞り込む
3,その問題点の原因をさらに掘り下げる
4,掘り下げられなくなるまで掘り下げ、根本原因を見出す
5,根本原因を改善するための対策を実施する
6,二度と起こらないような仕組みを構築する
このような手順(方程式)を知り、それに沿って仕事をすすめれば、必ず成果は出ますし、何より効率的に進めることができるのです。
非常に優秀な人であれば、こうした方程式を自然と頭の中で組み立てながら仕事ができます。しかし、私のような凡人は、仕事を効果的に進めるための方程式を学び、その型に従って動くことで、初めて優秀な人と同じような仕事ができるようになるのです。
皆さんのお店の店長は、「なんとなく」仕事をしていませんか?
成果を出せない人ほど、仕事に「なんとなく」取り組んでいるからこそ、結果に繋がりません。特に最近は、基礎的な知識や今回お伝えした「型」(方程式)を持たずに、表面的な理解だけで仕事をしている人を多く見かけます。
「棚卸しはなぜするのですか?」
「モチベーションとは何ですか?」
「原価率が上昇する原因は何ですか?」
「人時売上高は、どうやって計算しますか?」
こうした基本的な知識への問いに対して、正確に答えられる人は、店長レベルで20%程度、マネージャークラスでも50%に届くかどうかだと実感しています。
それほどまでに「土台」がない中で、上辺だけで仕事をしているから結果が出ないのです。だからこそ、仕事を効果的に進めるための方程式や、揺るぎない基礎知識を身につけさせる必要があるのです。
店長に、方程式を学ばせる機会を持たせませんか?
さて、「これ、うちのスタッフのことだ!」と思った経営者の方。
ぜひ、こちらの研修で、仕事の進め方の方程式や数値管理、そして教育の基礎知識を学ばせてあげてください。
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また、店長として実行すべき「96の行動リスト」も伝授します。これにより、店長が「今日、何をすべきなのか」が明確になります。
これから店長になる方はもちろん、現役の店長であっても基礎知識を再整理したい方、あるいはマネージャー候補として店長指導のあり方を学びたい方にとっても、必ず血肉となる研修です。
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