「どんな商品を作ろうか?」から考えるから売上が低下する!

 
「コンセプトをもっと深めた方がいいですね!」
 
売上が悪い飲食店の社長さんや店長にあうと、必ずこの言葉をかけます。
でも、彼らの顔からは、

「コンセプトを深めたからって、売上なんか上がらないよ!それより、どんな商品をおけばいいのか、あるいは、もっと即効性ある販促を教えてくれよ!」

と言いたげな顔をしていることがほとんど。
しかし、コンセプトを深めず、日々、「どんな商品をおこう?」とばかり考えているからこそ、店の売上は向上しないのです。
  
飲食店の売上は、「90%メニュー構成できまる」と僕は考えています。

「飲食店」は、食べる、飲むが基本だから、何を食べてもらうのか、何を飲んでもらうのか?、が当たり前だが重要です。
 
これは、誰が食べるのかによっても、品揃えは変わってくるし、いつ利用するのか(シーン)によっても、品揃えは変わってきます。

飲食店の店舗コンセプトを構成する9つの要素を、実際の飲食店や料理、接客シーンの写真を使って分かりやすく解説した画像。中心に「基本コンセプト(どんな店なのか?)」を配置し、ターゲット(誰に)、立地条件(どこで)、消費形態(いくらぐらいで)、利用動機(どんな時に、どんなシーンで)、競争優位性(他店と何が違うのか)を示している。さらに、これらを具体的な店づくりに反映する要素として、接客・デザイン・メニューを紹介。飲食店の売上を伸ばすには、商品開発を先に考えるのではなく、ターゲットや利用動機、他店との差別化を掘り下げ、コンセプトに基づいてメニュー構成や接客、店舗デザインに一貫性を持たせることが重要だと伝えている。

  
だからこそ、ターゲット、利用動機、立地状況、消費形態の4つがそれぞれが繋がり、この4つに基いてメニュー構成が展開されることが重要であり、こういった状態を「一貫性がある」状態といい、今の時代この4つに基いて、メニュー構成、接客、店舗デザインが展開されていなければ売れる店は作ることはできません。

 

 

 

「競争優位性」を深めることが「店の主張」をはっきりさせる!

飲食店の競争優位性を深め、他店との違いや店の主張を明確にする重要性を伝える画像。大きなキャッチコピー「他店と何が違うのか?」を掲げ、左側には似たような飲食店が並ぶ中で「どこも似たような店…何が違うの?」と悩む女性客、右側には経営者とスタッフが自店の強みや提供価値について話し合う写真を配置。「お客様にどんな体験を提供する店なのか?」という問いを通じて、競争優位性を掘り下げることの重要性を表現している。下部には料理や店舗内装の写真を使い、店の軸が明確になれば、メニュー構成、価格帯、ボリューム、店づくりの方向性も定まることを説明。商品だけを考えるのではなく、自店ならではの価値を明確にすることが、お客様に選ばれる店づくりにつながると伝えている。

   
そして、もう一つ、お客様から見たときに、「他との違い」や「店の主張」がはっきり伝わることもとても重要。

今の時代、似たような店、業態がたくさんあります。作り手は、「ここが他の店とは違う」と思っている傾向が強いですが、お客様からすれば、「この店は、あの店と同じような形態だけど、何が違うの?」と感じるもの。
だからこそ、「何が他と違うのか」を明確に、つまり、「店の主張」をはっきりすることが重要なのです。 

先日、お店のコンセプトについて、ある社長さんと色々と話し合っていました。

「どんな人に使ってもらいたいのですか?」
「その人は、年齢はいくつで、どんな仕事をしていて、収入はいくらぐらいですか?
「その人は、普段どんな店を利用しているイメージですか?」
「その人は、どんな料理が好きですか?」
 
とターゲット像を深める話から始まり、
 
「そのターゲットの人がどんなシーンで利用してもらいたいイメージですか?」
「グループで使ってもらいたい店ですか?それとも、2名様で使ってもらいたい店ですか?」
 
「ドリンクは何杯ぐらい飲んでもらって、何品ぐらい料理を頼んでもらいたいですか?」
と利用動機と消費形態を深め、最後に、店の根本部分である基本コンセプトを深める話し合いに入りました。

「で、何が他との違いですか?」
「お客様は、社長の店で、どんな体験ができるのですか?」
「何を一番楽しんでもらいたいですか?」
「お客様には何が提供できるのですか?」
 
と私が問い続けました。
  

その結果、

「ありきたりじゃつまらない」
「常にお客様を驚かせたい」
「いつもお客様をワクワクさせたい」
「お客様に、『今日は何があるんだろう?』って期待を持って来店してもらえる店にしたい」

などというキーワード的な言葉がたくさんできてきました。
これをもとに、この店の根幹となる基本コンセプトを確立させました。

こんな感じで、コンセプトを深めていくと、「軸」がはっきりしてくるし、何で楽しんでもらう店なのかがはっきりしてきます。そして、商品にしても、この店にあう商品は何なのか、ボリューム感はどれぐらいか、中心価格帯はいくらぐらいが適当か、などが自然と明確になってきます。

こうやって商品をつくるからこそ、コンセプトに基いた商品が作れるのであり、このようにコンセプトを深めず、ただ、”商品だけを考える”だけでは、店の「軸」がブレやすくなる。だから、お客様にも響かないのです!

あなたの店のコンセプトはしっかり深められているだろうか?

 

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