飲食店の店長育成をテーマにしたアイキャッチ画像。左側に「意識します」「頑張ります」「心がけます」の3つの言葉が大きく並び、その下に「は、何もしないのと一緒!」という強いメッセージを配置。中央には、白シャツとベージュエプロン姿の店長がスタッフに行動計画を説明するミーティング風景。右側には「成果を出す店長は具体的な行動を決めている!」という見出しとともに、「毎日ロープレを実施する」「目標を決めて共有する」「毎日フィードバックを行う」「改善内容を記録し振り返る」などの具体的な行動例を掲載。下部には「曖昧な言葉を、具体的な行動に変えることが店長育成のカギ!」というメッセージが強調されている。

 

「意識します」「頑張ります」「心がけます」は、何もしないのと一緒!

 
コンサルティングが始まったばかりのご支援先で店長会議をすると、
 
「今月は、客単価アップのためにおすすめを意識しようと思います!」
「月商500万を目標に、気合いを入れて頑張ります!」
「毎日、アルバイトを見るように心がけます!」

 
といった発言が散見されます。
本人たちは、「これで今月は上手くいく!」と、根拠のない自信を持っているようなのですが、そこで私が、

「これだと来月のこの時間も同じことを言うことになるよ。つまり、何も変わらない、ということだよ!」
 
と話すと、場がしらけ、そして、ほとんどの店長は不機嫌な表情をします。
本人たちには、何が指摘されたことが不満だったり、何が問題なのかが分からないからです。
 
 
上記の文章を読めば、ほとんどの方が私の意見に同意してくれると思いますが、彼らは、「意識します」「頑張ります」「心がけます」とは言っていますが、そこには具体的な行動が何もないのです。

 

 

 

成果をだすためには、具体的な行動が必要!

飲食店の店長育成をテーマにした解説画像。上部に「成果を出すためには、具体的な行動が必要!」という見出しを配置し、「意識します」「頑張ります」「心がけます」では何も変わらないことを強調している。右上には、白シャツとベージュエプロン姿の店長がスタッフと行動計画を話し合うミーティング風景の写真を掲載。

中央から下部にかけては、「抽象的な言葉」から「具体的な行動」へ落とし込む事例を3つ紹介。客単価アップでは「おすすめを意識します」ではなく、「ロープレを毎日実施する」「提供時の声掛けを行う」「POPを作成し説明する」といった具体策を提示。売上アップでは「気合いを入れて頑張ります」ではなく、「課題を明確にする」「原因を分析する」「対策を決める」といった行動を示している。アルバイト育成では、「毎日アルバイトを見るように心がけます」ではなく、「仕事の棚卸」「目標設定」「面談」「朝礼シート活用」「毎日のフィードバック」などの具体的な育成手順を紹介。

最下部には、「抽象的な言葉や内容が伴わない言葉では、1か月後も状況は何も変わらない!」というメッセージが配置され、成果につながる具体的行動の重要性を訴えている。

 
結果、成果を出すためには、行動が欠かせません!
また、ただ動くとかではなく、具体的な行動が必要なのです。
 
例えば、
 
「客単価アップのためのおすすめをする」というのであれば、おすすめを強化するための具体的な対策が欲しいのです。

・アルバイトにおすすめの方法のロープレを毎日実施する
・提供時の声掛け(ドリンクや料理)を確実に行う
・注文しやすい低単価商品のPOPを作り、ファーストオーダー時に説明する

と「おすすめ」をできるようにするための、具体的な行動が必要なのです。
 
 
「月商500万を目標に、気合いを入れて頑張ります!」といっても、1ヶ月で売上が速攻に達成することはあり得ない(強い販促をすれば可能かもしれませんが、短期的であり、中長期的に売上を確保できるとは限りません)ため、数か月かけての具体的な行動が必要です。

・現状の課題を明確にする。
→商品が問題なのか、それともメニュー自体ターゲットに適合していないのか、価格がマッチしていないのか、など。
・オペレーションが問題であるのであれば、例えば、提供時間の遅れが課題であれば、提供スピード改善のための原因と対策をたてる

 
など、原因と対策を明確にして、そして、段階を得て具体的な行動を考える必要があります。
 
 
「毎日、アルバイトを見るように心がけます!」というのも、アルバイトに何をさせ、どうフォローしていくのかの具体的行動が欲しいのです。
 
1、全アルバイトの現状のできる仕事が何なのか棚卸をする
2、その上で、各自の1ヶ月の「ありたい状態」を明確にする
3、アイドルタイムを利用し、全アルバイトと面談し、今月の目標を共有する
4、毎日、各自の課題を目標として設定する→朝礼シートにて
5、毎日、フィードバックを行い、上手くできない点について、できるコツ、ポイントを伝授する

 
というように、段階をえながら何をするのかを具体化することが必要なのです。
 
つまり、「意識します」「頑張ります」「心がけます」では、行動内容が具体的でないので、結果、何もしないのと一緒であり、だからこそ、1か月後も状況は何も変化しないのです。
 
 
また、言葉はいいけれど、行動が具体的でない場合もあります。
「可視化します」「共有します」「徹底します」などです。一見、しっかりやるようなことばに聞こえますが、実は、内容は何もありません。
 
これをこのまま放っておくと、何も変化しないので、売上は低下するだけだし、店舗のレベルも一向に向上しないでしょう。

 

 

 

使う言葉が変われば、行動が変わり、結果が変わり、会社が変わる!

 
行動を具体化することは、最初は慣れないため、なかなか難しいかもしれません。ただ、「意識します」「頑張ります」「気合入れます」では、絶対に何も改善しませんので、このことばをいかに社内から根絶するかが、組織の成長スピードと大きく関わってくると思います。
 
そのためにも、社長、幹部がこの言葉を排除し、行動を具体化させるような「問いかけ」を強化していきましょう!それが普通になってくれば、自然と現場からも具体的な行動案がでるようになります。

 

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