【非効率こそ、最強の武器】大手チェーンと真逆を行く「アナログな多店舗展開」戦略のすすめ

私たちは、10店舗未満の飲食店が多店舗化を成功させるために、大手チェーンの真似をしてはいけないと考えています。
 
飲食店の世界では、「単純化・標準化・省人化」が正攻法とされています。しかし、これは資金力と規模で勝る大手チェーンのための戦略です。小さな会社が、彼らと同じ土俵で戦い、同じ手法で「省人化」を進めたらどうなるでしょうか?それは、お客様との接点や現場の活気という、本来持つ最強の「非効率な強み」を自ら手放すことに他なりません
 
私たちが提唱するのは、この「非効率な強み」を、あえて「最強の武器」として活かす多店舗展開戦略です。

 

 

その多店舗化展開の手法で、”本当に地域No.1”になれますか?

他と同じ方法だと、埋もれてしまう危険性があります!

飲食業界で事業を大きくするには、店舗を増やすしかありません。自力で成長を目指すなら、直営店の多店舗化は避けて通れない道です。

多店舗化のセオリーは、一般的に「単純化」と「標準化」。そして、今の時代においては「省人化」も避けて通れない重要課題です。もちろん、この考え方で多店舗展開を進めることは定石です。しかし、他社と同じことをやって、本当に地域一番店になれるのでしょうか?

一般的な多店舗展開で進める「単純化、標準化、省人化」は、あなたの会社の本来の良さ(強み)を、知らず知らずのうちに無くすことに繋がりかねないのです。

 

他社の真似が強みを失う理由:なぜ軸が必要なのか?

例えば、今は省人化のために、タッチパネルやお客様のスマホで注文できるシステムが急増しました。確かに、人件費の削減にはなるでしょう。

しかし、仮にこの会社が「人を活かした店作り」を強みとしましょう。一人ひとりのスタッフが元気よく働き、お客様とのちょっとした会話や距離の近さが人気につながっているとします。

もし、他がやっているからという理由だけで、この店にタッチパネルやスマホ注文システムを導入するとどうなるでしょう?

人件費は削減されるかもしれません。ですが、それは自分たちの強みを、自分たちで奪っていることになるのです。なぜならば、この店はお客様との「接点」において最大の強みを発揮するのであり、その接点での仕事を自ら放棄しているからです。

つまり、自分たちの強みは何かを理解せず、周りがやっているからと単に真似ばかりしている会社は、こういった自己矛盾を常に起こしかねないのです

なぜこうなってしまうかといえば、自分、自社の「軸」がはっきりしていないからです。軸がないから、他社の表面的な手法を真似してしまうのです。

もし自社に確固たる軸がはっきりしていれば、それが判断の羅針盤となり、間違う確率は低くなります。軸があるからこそ、独自のカラーを発揮でき、他社との圧倒的な差別化に繋げることができるのです。

 

 

人が辞めない会社を作る「価値観」の言語化

この「軸」は、店作りにおいてだけではありません。

会社に理念や価値観がしっかりしていないと、多店舗展開で人が増えるほど、組織はグラつき始めます。多様な人が入社してくる際に必要になるのが、「会社としての価値観」です。これが明確でないからこそ、スタッフの不満が生まれたり、離職率が高まるのです。

「私たちはこういう思いで飲食業をやっています。この思い、考え方に共感してくれる方、一緒に働きましょう」

と価値観をベースにした採用を実施すれば、離職率は低くなり、会社全体が同じ方向を向いて成長できるでしょう。

つまり、今後、多店舗展開を進めていくためには、会社の軸となることを、まず「言語化」し、明確化することが本当に重要なのです。これがないからこそ、多くの飲食店経営者が「成長の壁」にぶち当たることになるのです。

この「会社の軸」となるのが「経営方針書」であり、私の長年のコンサル経験の中で、これを作成することが多店舗化を進めるうえでの絶対必要条件だと断言できます。

 

飲食専門の当社の「経営方針書作成支援」が選ばれる理由

多店舗化の「軸」となる経営方針書は必要不可欠です。しかし、「何から書けばいいか分からない」「作ったけど絵に描いた餅になった」という声が後を絶ちません

当社が提供するのは、「作って終わり」ではない、現場で活きる方針書の作成支援です。

一般的なコンサルタントが教える抽象的な理念策定とは異なり、私たちは30年近くの飲食専門コンサルティング経験に基づき、あなたの会社の「人」と「利益」を最大化することに特化しています。

特に、多店舗化の壁となる人材育成・QSCのブレ・再現性のなさといった飲食業特有の深刻な課題を、経営方針書という一枚の「羅針盤」で解決に導けることが、当社の最大の強みです。

   

【中西推奨】あなたの会社を成長させる経営方針書の特徴

そこで、当社が推奨し、実際に多くのクライアントで成果を上げている経営方針書の特徴(支援の特徴)と、飲食店特有の作成ポイントをまとめてご紹介します。

・飲食店の「勝ちパターン」を徹底的に言語化し、成功の再現性を確保
単なる理念に留まらず、多店舗展開で必須となるターゲット、立地、利用動機、客単価、メニュー、接客などの要素を詳細に分解。飲食店の成功を支える”勝ちパターン”の具体的な基準を方針書に落とし込み、店舗ごとに成功を再現できる設計を確立します。

・現場判断のブレをなくす飲食専門の実行基準確立
多店舗化の過程で品質がぶれることを防ぐため、QSC(品質・サービス・清潔)やFLコスト(食材費・人件費)といった飲食現場で必須の管理指標を軸に据えます。SV(スーパーバイザー)の負荷が増大するといった飲食チェーン特有のマネジメント課題を解消し、全店舗で統一された行動基準を確立します。

・「人を活かす経営」を実現する人財戦略の軸づくり
「人を活かす経営」を実現するため、離職率の高さや教育の属人化といった人財課題を克服します。小さな会社のハンデを「社長の想いが直接届く魅力」に変えるメッセージを方針書に盛り込み、人財育成方針や採用基準を一本化し、強固な組織基盤の確立を力強く支援します。

・独自の「経営マトリクス」による作成支援で実務に直結
文章作成が苦手な経営者でもスムーズに取り組めるよう、当社の独自メソッドである「経営マトリクス」というテンプレートを活用します。抽象的な理念から「今期取り組むべき具体的行動」までを一枚の羅針盤に簡単にまとめ上げることが可能です。

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※新しいご支援メニューとしてこのコンサルをスタートしましたので、お試しとして「限定3社様に限り、20%OFF」にてご利用いただけます。(申込期限:2025年11月末まで)
年内中(2025年)に、会社の軸を確定させ、来年を飛躍の年にしませんか?

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【例】 「非効率こそ最強の武器」を体現する経営方針書の具体例

当社がご支援している企業は、皆、「人を活かす」「人中心」とした企業つくりを進めています。多くの会社が、どちらかと言えば、「非効率」を武器とし、これを他社との差別化のポイントとし、地域一番になるための経営を行っています。

コンサルティングの始めに、この「経営方針書」を作成するのですが、お客様の想いを約15時間かけて徹底的に言語化し、マトリクスとして整理したのが以下の事例です。

これが、あなたの会社独自の「軸」が明確になった状態であり、多店舗展開でブレない羅針盤となります。

【ご確認ください】

一見複雑に見えますが、この一枚の図は、あなたの「頭の中の全て」が、理念、人財育成、行動計画まで、すべて一貫性をもって整理された状態を示しています。この図をベースに、社員一人一人の行動が変わっていきます。

 

 

経営方針書を作成するメリット

これまでのご支援先では必ずこの経営方針書を作成しています。この方針書を作成することで様々なメリットがあるのですが、大きなメリットを5つ紹介します。
 

1.採用と定着率の劇的な向上(「人を活かす経営」の実現)

・誰に来てほしいか明確になる: 「お客様との会話を楽しめる人」「マニュアル外の気遣いができる人」などという具体的な人財像を打ち出せるため、求める価値観に共感する人だけを採用できます。

・離職率の低下: 入社前に会社の「非効率を強みとする」哲学を理解しているため、入社後のギャップが減ります。自分の「温かさや気遣い」が評価軸に入っていることで、スタッフは働きがいを感じ、定着率が向上します。

 

2.現場の判断スピードと品質の統一

・「羅針盤」として機能: 経営者の想い(非効率な気遣いを追求する)が、QSCや評価制度にまで一貫して落とし込まれているため、現場スタッフは迷ったときの方針(軸)をすぐに確認できます。

・属人化の解消: 「接客の質」が、属人的な指導ではなく「哲学に基づく行動基準」として定義されるため、店長やSVが変わっても、どの店舗でも同じレベルの顧客体験を提供できるようになり、品質のブレがなくなります。

 

3.多店舗化の再現性とリスク回避

・再現性の確保: 「勝ちパターン」(ターゲット、立地、利用動機、客単価、メニューなど)が、単なる効率だけでなく、哲学(人の温もり)と結びついた具体的な基準として言語化されるため、再現性のある出店戦略が可能になります。

・経営判断のブレ防止: 新しいシステム導入やメニュー開発、出店場所の選定など、すべての判断を「非効率な強みを活かすか」という軸で検証できます。これにより、「周りがやっているから」という理由で自社の強みを失う失敗を防げます。

 

4.資金調達や外部との連携強化

・説得力のある事業計画: 金融機関や投資家に対し、「私たちはなぜ儲かっているのか」「この哲学で今後どう成長するのか」というストーリーと論理を一貫して説明できます。特に、大手と差別化された明確な事業戦略は、高い評価に繋がります。

 

5.経営者の思考の整理と自信の強化

・頭の中の「見える化」: あなたの支援で約15時間かけて言語化された「軸」は、経営者の創業時の情熱や潜在的な価値観を再認識させます。

・孤独の解消: 経営者が常に「これが自分の軸だ」と立ち返る場所ができるため、多店舗展開で発生する多くの課題やプレッシャーの中でも、自信を持って意思決定できるようになります。

 

 

「本当に私にできるだろうか?」という不安を解消する徹底的な伴走支援

「経営方針書が必要なのはわかる。でも、いざ自分で作ろうとすると、何から手を付けていいか分からず、本当に私にできるのだろうか?」

そうした経営者様の不安を、私たちは熟知しています。

ご安心ください!

当社の経営方針書作成支援は、テンプレートを渡して終わりではありません。経営者様の「頭の中」をプロの力で「言語化」する、徹底的な伴走支援をお約束します。

 

 

具体的に、私たちはここまでやります!
 

・経営者の「思い」を掘り起こす徹底ヒアリング(ヒアリングだけで約15時間)

当社の特徴は、とにかく経営者さんの思いをじっくりと、深く聴くことです。通常は、当社独自のヒアリングシート(20項目)をもとに、ヒアリングだけで約15時間もの時間をかけて、創業の思い、仕事への価値観、スタッフへの思い、飲食業への熱意などを徹底的に伺います
 

・経営者と一体となり「思いを言語化」

この多くの時間を経営者さんとともにすることで、私たちは思いを共有し、頭の中を経営者さんと同じにします。経営者さんと一緒になって、言葉になっていない潜在的な思いを「言語化」していきます。そのため、「自分では思いつかないような言葉が表現できた」「忘れていた大切な思いを引き出してもらえた」と、多くの方から評価をいただいています
 

・専門家による「強み」と「課題」の明確化

単に言葉をまとめるだけでなく、専門家の目線から店舗(1回訪問し、店舗チェックを実施)を診断します。店の特徴や強みを選定し、「どこが他社と比べて強みがあるのか、さらに伸ばすべきなのか、また、課題は何か」まで具体的なアドバイスを行いながら、店舗コンセプトもまとめていきます。

私たちは、あなたの「頭の中」にある唯一無二の軸を、あなたの会社独自の方針書として形にするまで、責任をもって支援いたします。

 

 

当社「経営方針書作成コンサルティング」の概要

全8回のセッション(オンライン)と1回の店舗訪問(店舗チェック&ヒアリング)により、御社オリジナルの経営方針書を作成

(STEP1)下記のマトリクスの項目に従って、方針書に記載する内容を言語化

※方針書に纏める内容(上記マトリクスにある内容)

① 会社のあるべき姿(理念・ビジョン・使命・価値観)
【ここで考えること】
 自分たちはなぜ飲食店を経営しているのか?どんな社会的価値を生み出したいのか?
【記入例】
 「地域の食文化を広げる」「スタッフの幸せを第一に考える」「10年後に◯◯店舗規模のグループをつくる」
【役立つポイント】
 “出店の目的”や“経営の原点”を見失わなくなる。経営判断に迷った時、必ずここに戻れる。

② スタッフのあるべき姿(人財育成方針・採用基準)
【ここで考えること】
 どんな人に仲間になってほしいか?育てたい人財像は?
【記入例】
 「お客様に誠実であることを大切にする人」「学び続ける姿勢を持った人」
【役立つポイント】
 採用ページや面接で「当社に合う人財像」を明確に打ち出せる。教育・研修の方向性も一本化される。

③ 店舗運営方針(コンセプトのまとめ【ターゲット、利用動機、立地、客単価、メニュー接客など)
【ここで考えること】
 店舗コンセプト、どんなお店なのかを具体化します。
【記入例】
 ターゲット、利用動機、客単価、立地をそれぞれ具体的に言語化します
【役立つポイント】
 属人的な判断をなくし、どの店舗でも“同じ体験”を提供できる。

④ 5年後のあるべき姿(未来像・数値目標・組織体制)
【ここで考えること】
 5年後にどんな会社になっていたいか?売上・利益・組織・スタッフの待遇・社会的評価まで描く。
【記入例】
 「売上10億円」「社員定着率90%」「店長が理念を語れる組織」
【役立つポイント】
 短期的な利益追求に振り回されず、“長期ビジョン”を持って進める。金融機関や投資家への説明資料にも使える。

⑤ 今期の重点行動(具体的アクションプラン)
【ここで考えること】
 今年はどんな課題に取り組むのか?それを達成するための“具体的な行動”は何か?
【記入例】
「店長会議を月1回必ず実施」「アルバイト教育プログラムを刷新」「理念の更なる浸透」など。
【役立つポイント】
 “やるべきこと”が明確になるので、現場が動きやすくなる。目標が数字や行動で定義されるため、成果検証がしやすい。

 

(STEP2)方針書として文書化(データにてお渡し)

 これが完成イメージです。ブックにはご自分で作成いただきます。

 

進め方

 ①お申込み
  ↓
 ②当社より、「方針書策定のための20のヒアリングシート」を送付
  第1回目のヒアリングまでに、作成いただきます。
  ↓
 ③ヒアリング(1回目:オンライン)
  ↓
 ④店舗訪問(御社店舗、現地に訪問。チェックとヒアリング)
  ↓
 ⑤ヒアリング(2回目:オンライン)
  ↓
 ⑥ヒアリング(3回目:オンライン)
  ↓
 ⑦マトリクス作成(1回目:オンライン)
  ↓
 ⑧マトリクス作成(2回目:オンライン)
  ↓
 ⑨マトリクス作成(3回目:オンライン)
  ↓
 ⑩マトリクス作成(最終確認:オンライン)
  ↓
 ⑪方針書(ブックタイプに作成:データにて方針書を送付)
 
※オンラインでの打ち合わせは、毎回2~3時間の予定です。

※マトリクスは、ヒアリング後、一度、ご自分でマトリクスに入力(自分のことばで書いてみる)していただきますが、打ち合わせ時に、当社側で作成(マトリクスへの打ち込み)を行い作成していきます。

 

★年内がチャンス!★
来年を迷いなく飛躍させるための羅針盤を今つくりませんか?

「来年こそは!」と意気込む今だからこそ、アクセルを踏み込む前に、会社の足元と進路を確実にする時間が必要です。

私たちが提供する「経営方針書作成コンサルティング」は、単なる文書作成ではありません。年内にあなたの哲学を言語化し、軸を構築することで、来年の経営に確信とスピードをもたらします

  

【限定オファー】年内構築で、最高のスタートダッシュを!

この「経営方針書作成コンサルティング」の新規スタートを記念し、お試しとして、限定3社さまに限り、20%OFFにてご利用いただけます。(お申し込み期限:11月末まで)
 

このコンサルティングを「今、年内中」に受けるべき理由

・来年の迷いがゼロに!
自社の軸が明確になることで、年明けからアクセルを全開で踏み込める確信が持てます。

・課題と戦略が明確に!
地域一番になるためのオリジナル戦略と、来年やるべきこと(店舗展開や店づくりのあり方など)が専門家の目線で浮き彫りになります。

・組織に一体感が生まれる!
会社を一つに纏める羅針盤ができ、全スタッフが同じ方向を向いて進む一体感をもたらします。アクセルを踏めば、会社全体が一気に加速します!

・自社のあり方を見つめ直せる!
創業の想いや価値観をプロの力で言語化することで、来年の目標達成に必要な、自社の「あるべき姿」を深く見直せます。

 

👤 こんな飲食店経営者におすすめします!

・来年こそ、会社を前に進めたいと考えているが、戦略に迷いを感じている方
・会社の理念や価値観を言語化したいが、うまくまとまらないと感じている方
・多店舗化を進める上で、人材育成や品質のブレに悩んでいる

あなたの熱い想いを、確かな形に変える一歩を踏み出しましょう。

 
 

費用

15万円(税込)

※新しいご支援メニューとしてこのコンサルをスタートしましたので、お試しとして限定3社様に限り、20%OFF(15万円→12万円)にてご利用いただけます(申込期限:2025年11月末まで)
限定3社様に達した時点でお試し価格でのご利用は不可能になります。

※なお、店舗訪問への交通費実費分ご請求いたします。

※代金は、コンサルティングがスタートする前にご入金いただきます。
 
※上記の約15時間に及ぶ徹底的なヒアリングと専門家による店舗診断、合計9回の伴走支援を含めた価格です。この方針書は、今後数年間の多店舗化の成功と人財定着を左右する未来への投資と考えています。

 

お申込み

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