当社の特徴や役割ってなんだろう?

昨年末に自社ホームページを完全リニューアルし、それ以来、ホームページの改善に勤しんでいる今日この頃ですが、見直す際に、当社の「売り」というか「特徴」をどうアピールするのかを色々と巡らしておりました。
 
世には、色々な飲食店コンサルティング会社、飲食コンサルタントの方がいらっしゃり、ただ、「飲食店のコンサルティングを行います」では、何が売りなのか、何ができるのか、何が特徴なのかが、さっぱり分かりませんので、自社の特徴をどうアピールできるかで、「選ばれるコンサルタント」になるか、そうでないかが決まります。
  
これは、飲食店と全く同じですよね?
 
自分たちでは、「これが特徴だ」「これが売りだし、これならどこにも負けない」と思っていても、それがお客様に伝わっていなかったり、自分たちでは「どこにも負けない」と思っていても冷静に見ると、全然負けているようでは、お客様から「選ばれる店」つまり、「繁盛店」になれるはずがありません!
 
 
 
当社に関しては、6~7年前に今と同じように、
 
「うちって、何ができる、どんなコンサルティングをする、また、どんな会社にするための支援(コンサルティング)をするのか?」
 
と色々と考えを巡らしながら導き出したキャッチコピーが、

 
「人を活かす多店舗化のためのコンサルティング」
 

でした。店つくりにおいても、会社つくりにおいてもその基盤になるのが「人」であり、「人」中心の店つくりを行いたいと考えている方へのご支援を行おうと。
 
そして、店は「人」中心で行うことで、価格よりも「価値」を重視する店つくりを徹底してもらい、そのためにも、「人」がスキルや知識を高めることが重要で、「人」を育てる支援を中心にしながら、会社の成長(売上アップ、多店舗化など)を促していく
 
だからこそ、月に一度の勉強会で飲食店での業務などに必要な知識を学んでいただいたりすることを行いながら、また、「人」が成長しやすい環境つくり、仕組つくりのための支援を行う
これが当社のコンサルティングの大きな概要でした。

 

今回改めて、「人を活かす」とは何かを深めてみた

基本的には今もこの考え方は変わりませんが、今回は改めて「人を活かす」ということを深めてみました。

 
「『人を活かす』とはいうものの、『人を活かす』って何だろう?

どうしても『人を活かす』というと、店つくりだけの話になってしまう。
どういうことかと言えば、店でロボットを活用したり、人がやる仕事を省力化したりする動きと反対の動きをすることが『人を活かす』ということであり、『人』がやるからこそ、また、『人と人との繋がり』を生むのが飲食店であり、こんな飲食店を地域に作ることこそが地域貢献になったり、地域に愛される店になる。

だからこそ、『人を活かす』飲食店の多店舗化、つまり、個人店のような店を増やす、今の時代と逆行した店つくりを行うことで他者との差別化を図る・・・・。こんな店つくりの支援を行うのがうち(当社)だ・・・。
 
でも、多店舗化、組織つくりも並行して行うし、どちらかと言えば、今はこっちの面が外に強くでているなあ・・・。 だから、理念浸透や理念を唱和させたり、店の評価制度を作ったり、人が育ちやすい環境をつくっているし・・・
 
何かこのあたりを上手く纏めないと、何がなんだかわからないし、伝わらないなあ・・・」
 
と。そこで、過去に読んだ本なども見直してみるとちょっとしたヒントがあり、「人を活かす」ということの根本的なことがパッと明確になった印象がありました。

 

色々と試行錯誤した中で決めた「人を活かす飲食店経営」の定義

それは、「人を活かす」とは、「人を成長させる」ことであり、そこが会社の最も大切なものそして、「人をイキイキ、ワクワク働ける会社」をつくることが「人の成長」につながるし、周囲からも一目置かれる存在になれる。
 
そのためにも、会社の軸になる「理念」が重要であり、「理念」を追求、共有することが、「人」を育てること、「人」を輝かせることにつながる・・・・・

 
という風に、まだまだ、皆さんに伝わらない部分もあると思いますが、自分なりに納得でき、そして、自分なりの「人を活かす」ということは何かということを、定義づけすることができました。

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「人を活かす飲食店経営(多店舗化)」とは何かといえば、
 
1,自社の存在意義を明らかにし、利益の追求だけでなく社会的使命を重視する理念経営
 
2,人の成長を主眼に置き、各人の個性を活かしながらイキイキとワクワク働ける環境をつくりながら会社も社員と共に持続的に成長する経営
 
3,今だけでなく永続経営をめざす経営

 
の3つを追求する経営を行うこと。そして、この3つの経営を実現のための支援を行うのが当社の役割である。
 
そのために、「理念経営の実現」「人が成長しやすい仕組みつくり」「価値ある店つくり」の3つの側面からのコンサルティングと「主体性ある人財」つくりのための教育研修、また、教育プログラム構築支援等を行う。

これが中西フードビジネス研究所の役割でコンサルティングの方針である。

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「人を活かす飲食店経営(多店舗化)」に取り組んでみませんか?

改めてこうやって定義づけすることで、当社がやるべきことも明確になったと思います。
 
これまでのコンサルタント活動の中で感じることは、「⼈を活かす飲⾷店経営(多店舗化)」に真剣に取り組まれている会社は、「社員が⾼いやる気を持って仕事をし、社内の雰囲気がとてもいい」ということ。
 
そのため、お店に来店されるお客様にもその雰囲気が伝わり、いつもお店にはお客様で溢れています。本当に当社のご⽀援先は、地域では「繁盛店」と⾔われているお店が多いのです!
 
 
ただし、この取組みをされている会社が、⼀朝⼀⼣でこのような状態を作れたわけではなく、粘り強く継続していたことが今の状態を作れたひとつの要因だといえるでしょう。
 
 
ですから、皆さんも本気で取り組めば、⼿間はかかるけれど、きっと、地域から必要とされる、愛される店・会社、尚且つ「繁盛店」を作り上げることができると思っております。
 
もし、この考え方に賛同いただけ、自社もこんな会社、店つくりを実現したいとお考えの方は、ぜひ、私までご一報ください!